ただ行くのはもったいないから、ネット用の写真を撮ったり、ロッカーの整理をしたりしたのだけど、
組合に着いた時間が3時半頃だったこともあり、7時半に組合を出るまで誰ともあわず。
1人だと電気代がもったいないような気がして暖房はつけない。
築何年たってるかわからないけど、いちお鉄筋コンクリート造の建物だから、寒さが床からじんわりと上がってきたりする。
しかも、意外と静か。
そんな時、一心不乱に本の表紙ををフキフキしていた時にふと我に返る。
なんと寂しい年末だ。
皆が年末に向かって、「もういくつ寝るとお正月。」と思っているときに、
あたくしは、「武者小路実篤全集」を、寒い中一人寂しくフキフキしてる。
「いかん。気がめいる。気分転換に東山魁夷画文集をみがこう。」
でも、いくら古本屋だからって、違う種類の本をみがけば気分転換になるわけがない。
掃除がしやすいというだけ。
「は~~。」とため息をつきながら清掃・検品していると、東山魁夷の署名が出てきた。
「ムフフ・・。」
小さな幸せが見つかることもたまにあります。
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