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2017年1月19日木曜日

オリオン座

本屋とは全く関係ない話ですが、私、星座を見るのも結構好きだったりします。

天文倶楽部に入っていたわけではありませんので、めちゃくちゃ詳しいというわけではありませんが、ぼけ~っと星を見上げるのが好きなのです。

さて、冬の夜空を彩る星座の中で、冬のこの時期に輝くオリオン座を知らない人は少ないのではないでしょうか。

オリオン座の右肩には赤く輝くベテルギウス。左足には白く輝くリゲル。2つの星の真ん中ベルトにあたる個所に3つの星。

星座の中でも、カシオペヤ、北斗七星と並んで、メジャーリーガーの一つでしょう。

でもこのオリオン座。実は、もうすぐベテルギウスがなくなるのですよ。

「なくなるってどういう事。」て話ですが、文字通りなくなります。星としての寿命が最後を迎えているのです。

「もうすぐって、いつ!」と言われても、確実にいつとは言えませんが、今日明日でも爆発の現象が見えても不思議ではない状態なのです。

ベテルギウスまでの距離は、地球から640光年離れています。

つまり、今肉眼で見ているオリオン座の赤い星の光は、640年前、足利尊氏がいたころのベテルギウスを見ていることになりますので、今現在、ベテルギウスがどうなっているかは、誰もわかりません。

もし、私たちが生きている間に爆発の現象が見れた場合、夜であれば、月がもうひとつあるくらいの輝きを放ち、昼でもその輝きが見えるみたいです。

その輝きは一瞬ではなく3か月くらい続くそうなので、その時は、皆既日食やハレー彗星などの天体ショーとは比べ物にならない盛り上がりになるのは間違いないと言われています。

出来れば、生きている間にその現象を見てみたいとも思うのですが、爆発の現象が落ち着き、ベテルギウスがなくなったオリオン座を見上げた時、あるはずの輝きがそこにないのは、結構シュールな気持ちになるかもしれませんね。

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