通常よりも荷物も集まり、今年も頑張ろうと皆で乾杯。
本日は初市と言う事もあり、置き入札の後に振り市も開催されました。
「意味が解らん!」という方のために補足ですが、古書組合ですから商品は古書になります。
古書と言っても色々あります。文学ものであったり時代物であったり、文庫であったり写真集であったり、ほかに古書ではないけど、刷り物(木版画)であったり、リトグラフであったり、カレンダーであったり、中にはキセルや小道具であったりと、とにかく売れるものであれば市場になんでも並びます。
その商品に封筒がついていて、自分が欲しい金額を書いた紙を封筒に入れて行き、一番高額の金額を入れた人が落札するのが置き入札。
振り入札は、皆さんが築地のニュースなんかで見たことがある方式で、振り手の人が「これいくら」という金額に対して1000円!2000円!と声を出していき、一番高い声が出た人に商品が落札される方式です。ざっくりですみません。
世間では正月は財布のひもが緩む時期ではあるけれども、そこは百戦錬磨の古本屋の親父が集まる市場。
妥協なんかは一切ありません。
振り市では、理事長自ら振り手となって頑張ってくれていましたが、魅力のない品物に関しては、容赦なく買いたたかれていました。
それでも、高値になる商品もちらほらでてきて、「お~!!」なんて歓声も出ていましたね。
3時ころ初市は無事終了。売り上げもそこそこ。
市場で作業をしているみんなと集計を終わらせると、そこは40半ばのおじさんです。疲れがどっと出てきました。
なんとなく「今年も始まったな。」という気持ちになれた感じです。
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